2024-10

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端面定寸について

今回は、前加工の精度により工作物の長手(端面)位置がばらつく場合、研磨位置がずれてしまう対策として端面定寸装置があります。どんなものなのでしょうか。端面定寸装置は、なぜ必要になるか? 工作物のセンター穴精度が安定していないものが流れてきた場...
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加工精度不良(その1)

加工精度不良シリーズとして今後、さまざまな状況で発生した加工精度不良についてシリーズ化し、どしどし上げていきます。発生状況や症状、不具合調査、原因、応急や対処についてまで出来るだけ細かく記載していきます。加工精度が不安定になった不具合発生状...
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回転(ライブ)センターについて

今回は、回転(ライブ)センターについて書きます。回転センターとは、センターにベアリングが内蔵されてセンター先端が回転できるようになっているものの総称になります。回転センターを使用する目的は、① センター穴が大きくてセンターのシート面を滑らせ...
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固定(デッド)センター

今回は、固定(デッド)センターについてです。固定(デッド)センターとは固定センターは、その名の通り工作物のセンターの穴に入る部分から、機械に刺さっている部分までのセンターが一体もののもの全般になります。センターの形状はいろいろありますが、基...
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研削中の焼けについて

今回は、研削時に加工物に焼けたような模様が出たりする状況や原因、対策を記述します。焼けの状態とは 研削中に材料の表面が赤茶色や黒ずんだり、材料や表面処理により白く濁ったりして、金属の光沢がない状態になること。材料の真円度は悪く、回転させると...
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円筒研削盤で出てしまう”研削ビビり”について

今回は、研削ビビりについて私の体験を書き込みます。結論から言うと以下に記載したものがおおよそ原因になります。加工切り込みが速い イメージしてみるとわかると思いますが、といしってつぶつぶの集まりなので、意外と加工物を研磨しても簡単に研磨できる...
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研削盤は油が命

研削盤に限りませんが、油圧作動の機械の作動油や、潤滑油などは定期的に交換されていますでしょうか?例えば、油圧作動油。定期的にこまめに交換したほうが機械が長持ちします。なぜかというと、油も長年使用する度に劣化をしていき、だんだん黄色から赤褐色...