早速ですが、機械の不具合発生からの修理事例を書き込みます。
今週、機械のアラーム発生。見るとシステム系統がダウンしているので、ちょっと制御盤を開けて見るとサーキットプロテクタが半落ち(漏電状態)していた・・・が、真っ先に異様な光景が入った。2つの並んだインバータが両方とも傾いていた!!
よく見ると、インバータのプラスチック部分がほぼ全て劣化割れでギリ、上に付いているファンの制御線で宙ぶらりん状態。
え?!もしかしてこれが原因で落ちた・・・?!どこかの漏電!?と思ったいや、電気回路確認したけど、落ちたサーキットプロテクタの回路と関係ないはず。
いや、それよりもインバータの手配と納期確認が先!なんとたまたま在庫2個あり、すぐ出荷完了!
翌々日に交換し、電源オンするとサーキットプロテクタがトリップ(半落ち)。やっぱここじゃなかったーーー!
仕方なくサーキットプロテクタ回路上にある電気機器を回路で確認。するとたくさんの機器がぶら下がっているので、おおよその検討を立て、一個づつ機器の中継BOXの配線を抜き、機械電源ONを繰り返してトリップしなくなるところを調査。
やっとのことで、1箇所電源がトリップしないソレノイドを発見。機械のクーラントがかかるウエットな部分に使用していた機器の電気配線部がびちょびちょなっていた!
※ 電源ONを繰り返し調査しているとき、落ちなくてここだ!と思うところが何個かありました。しかし漏電は、通常すぐに出ないから数分くらい待ってから、OKの判断をした方がいいです。
結局、機内に使用したソレノイドの漏電でした。防水性タイプでもあまり機内は場所や湿気具合で効果が下がってしまうようです。
出来れば、ソレノイドは機外へ取り付けにするように心がけましょう!
今回は以上です。
ありがとうございました。
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