
はじめに、現状を変えようとする行動や姿勢、環境や未来を変えようとしている人、自分の道を切り拓こうとする事自体は運や周りの人々を味方にする力があり、そのような人を私は尊敬に値すると思っています。
ただ、自己責任論はいつでもどこでも言っていいものではない。貧困をはじめとするその他の様々な不運な状況を自己責任の一言で片付けるのは想像力がなさすぎる。全て自分の努力で勝ち取ってきたと思っている人も、それがどれほどの幸運が積み重なって成り立っているものなのか考えた方がいい。家庭環境。良き友人。良い教育。そもそも良い教育が大切だと言う認識を持てたこと、努力できる環境、就職する時期の社会情勢などんど、これら全てが運だ。
「先進国である日本に生まれた時点で幸運」とか、「日本ほど恵まれた国はないんだから甘ったれるな」とかうい人もいるけど誰にでも言っていいことはないでしょう。
非正規雇用が増え、親もお金もないし、親を支えるために若い時から家事やバイトをして学業に集中できず、大学行きたきゃ奨学金という名の借金を負わされ、働いても給与は低く、でも働かないと食っていけないから劣悪な労働環境でも働くしかないって状況、これはあくまでも一例だけど、これを自己責任っていうと乱暴だよね。
自己責任論に限らず、他者に対して常に想像力を働かせて思いやりのある優しい人になろうね。
今日も誰かと自分を幸せにしていきましょう!
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