こんにちは。今日は、我が家でも何度となく繰り返された「宿題問題」についてお話ししたいと思います。
うちの子(小4)は、学校から帰ってきてから、どうしても宿題がはかどりません。
「やらなきゃいけないのは分かってるんだけどね…」と言いながら、夕方までダラダラ。放っておくと結局、寝る前や朝の登校前にバタバタとやっているのを見かけてイライラしちゃいます。
…親としては、心配にもなり、つい口うるさく言ってしまうんですよね。
でも、あるとき気づいたんです。「やらない」のではなく、「どうやって始めたらいいか分からない」だけかもしれない、んじゃないか。もっと親として出来ることをしてあげよう。
まずは「なぜできないのか?」を見極める
一見すると「やる気がない」ように見えて、実は…
- 集中力が続かない
- タスクが多くてどこから手をつけたらいいか分からない
- 家に帰って疲れている
- 楽しいこと(ゲーム・動画など)に気持ちが流れてしまう
など、子どもなりの理由がある場合がほとんどですし、私も同じことをしている時もあります。
親ができる5つのサポート
① 「タイムスケジュール」を一緒に作る
「学校から帰ってきたら、30分休憩 → 宿題タイム」など、
自分で選んで決めた流れを一緒に紙やホワイトボード(100円ショップ)に書いて、見えるところに貼ってみましょう。
※ポイント:親が決めるのではなく「子どもに選ばせる」こと!
② 「やることリスト」を可視化する
宿題ができたら、連絡帳に書いてある宿題へチェックマークを入れるだけで、
達成感がアップ。
例えば:
✅ 漢字ドリル1ページ
✅ 計算プリント
✅ 音読5分
これだけでも「今日は何をやればいいのか」が分かって、行動に移しやすくなります。
③ 「とにかく5分だけやってみよう」と声をかける
脳は「始めること」が一番ハードルが高いと言われています。
「5分だけ、測ってあげるからやってみよう!」と軽く声をかけると、測ることでその時だけでもやる気急上昇して不思議とそのまま続けられることも。
④ 「ごほうび」より「共感と声かけ」を
「終わったらゲームね!」という報酬も一時的には効果がありますが、
本当に大事なのは「頑張ってるね」「もうちょっとだね」という声かけの積み重ね。
子どもにとって、親の共感は想像以上に大きな励みになりますし、自己肯定感も上がっていきます。
⑤ 時には「一緒にやる」のもアリ
毎日付きっきりは難しくても、最初の5分だけ隣に座って「よし、今日の漢字見せて~」「わからなかったら聞いてね〜」なんて言いながら始めると、
一人でもその後の流れに乗れることがあります。
◆ まとめ:宿題は「やる気」より「しくみ」で回す!
子どもは「やらなきゃいけない」と分かっていても、まだまだ感情や気分に左右されやすい時期。
大人が「仕組み」をつくってあげることで、自分でできるようになっていきます。
焦らず、怒らず、時にはちょっと遊び心を交えながらやると楽しくしてくれます(作業が進まなくて遊びばかりになり、この状態の時が結構難しいこともありますが)。
子どもにとって「宿題」は、勉強の時間であると同時に、自分をコントロールする力を育てる時間でもあります。
みなさんのお子さんにも、ぴったりな「しくみ」が見つかりますよう、日々絶え間ない親活に勤しんでいただければと思います。
以上です。
子供を上手に育てるって本当に私たち親側が本物で有料級の ”カウンセラー” になるしかないと本当に感じています。一緒に頑張りましょう!
新米えんじにあ
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